ごあいさつ
平成 5月 1日 作成
AFTC代表 白石 高司

平成23年3月11日午後2時46分に発生した、
東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所事故により、
田村市・小野町・三春町に住む70,000人強の「たむら」の人々が、
見えぬ恐怖に晒される事態となりました。
田村市の東部地域は、原発より20km圏内では警戒区域、
20〜30km圏内は緊急時避難準備区域に指定され、
多くの方々が自宅を離れ、避難所での生活を余儀なくされています。

また、30km圏外でも日夜降り注ぐ放射性物質の脅威にさらされ、
毎日発表される放射線量に言い知れぬ不安を感じています。

 そして事態は、刻一刻と変化し、国の対応なども次第に変化しており、
私たち「たむら」市町民は、今日も明日も何をどうしたら良いのか、
その心構えさえしっかりと持つことが難しい状況におかれているのです。

 「たむら」の基幹産業である農畜産業に対して、
根拠のない風評は、大きな打撃を与え、
同じく工業・商業などの経済活動にも、風評被害が徐々に発生してきている現在、
今後私たちはどのように対応すれば良いのでしょうか。

 ここ「たむら」が好きで、ここに住んでいることが大きな自慢で、
今までもこれからも、ずっとここに住んで仕事をして生活を支え、子どもを育て、
愛する人たちに囲まれながらごく普通の生活をしていきたいのです。
 

私たちの住む「たむら」は、避難規制のある福島第一原発30km圏内と、
隣り合わせの位置になります。
それだけに、ここに住む私たちを気遣う方々がたくさんおります。

福島県から遠く離れた方より、避難のお誘いもあります。
子どもたちや出産を控えている人だけでも、とやさしいお言葉をたくさん頂いております。
 

放射線量だけでみれば、堅固な阿武隈山地に支えられ、
福島県の中央地域よりも安全だと思える地域なのです。

だから「たむら」に住んでいたいのです。
「たむら」の未来を担う子どもたちに、この地を託すためには、
なにをどのようにしたら良いのか教えてください。

そのために「たむらと子どもたちの未来を考える会」を立ち上げました。

何分にも無知な者の集まりですので、どうか私たちに良き知恵をお貸しください。

みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

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